マンガの持ち込みのお話とか

月刊「フェーマス売り込み隊が行く!」のお時間です。ついつい月刊になってしまいます。更新を楽しみにしていただいている方にはずいぶんお待たせしております。

前回の更新を読んでくださったあるフェーマスのインストラクターの先生から、「あの更新はよかったですよ」とお褒めの言葉をいただきました。筆者は大喜びです。その先生は受講生のみなさんなら知っているはずの、現役イラストレーターの有名な先生。前回の更新はイラストレーターとして基本の基本です。イラストレーターを目指す方は、基本の基本を徹底的に叩き込んで、お客様に失礼のないように、さらにはお客様に満足いただけるように、お互いに気持ちよくお仕事を出来るように心がけましょう。

月刊「フェーマス」にも紹介記事が出ておりました「イラストック2008」は、6月の初旬ごろをめどに完成の予定です。6ヵ月近くにわたった編集作業はほとんど終わり、あとは製本を待つのみです。「イラストック2008」は、従来に比べて審査に多くの時間を費やしました。どうすればクライアント様によろこんでいただけるか、イラストック掲載作家にイラストをお願いしようと思っていただけるかを考えて、掲載する作品を選びました。

これからイラストのお仕事をしたいと思っている方は見て損はないでしょうし、どんなイラストがクライアント様の受けがいいのかを研究する資料のひとつにもなると思います。また、実際にお仕事をされているイラストレーターはどんな絵でクライアント様にアピールしているのかを知ることも出来ます。担当者のオススメです。月刊「フェーマス」5月号をご覧いただき、ぜひお買い上げください(笑)

読者さんにはマンガ家になりたいと思っている方はどれくらいいるのでしょうか。先日、講談社の某マンガ誌編集部にお伺いする機会があって、いろいろなお話を聞いてきました。過去にもほかの編集部にもお邪魔してお話を聞いていると、どの編集部さんでも新人の方を待望されています。いろいろなマンガ賞や新人賞を設けていますし、マンガの原稿を直接見てもらう「持ち込み」はほとんどの編集部で大歓迎です。

マンガ家志望の方、持ち込みに行ってますか?プロのマンガ編集の方に自分の原稿を見てもらって指摘してもらうことはとても大切です。そして指摘された部分を直す、また持ち込みで見てもらう、この繰り返しです。突然変異的なマンガの天才はなかなか世の中にはあらわれないものです。繰り返しで見込みがありそうだなあという人は、プロのマンガ家さんのアシスタントとして抜擢されて修行したりすることが多いという話も聞いたことがあります。

遠方の方でも、持ち込みはとても勉強になるのでオススメです。投稿も大切ですが、マンガ持ち込みのいちばんいいところはズバリ、「編集者の方に熱意を伝えることが出来る!」です。会うマンガ編集の方々が「熱意が伝わるのが大事」と口をそろえています。当然のことながら相当程度の作画力は必要となりますが、例えば同じ絵だとして、会ったことのある感じのいい人と、会ったことのない人ならば、会った人に声をかけますよね。

ただ無計画に、行けばなんとかなるものでもないので、ある程度計画を立ててから行きましょうね。交通費に見合う分の成果は必ずあるはずです。