骨(?)のあるイラスト

ある時は、女子に大人気の通販会社さんの雑貨の依頼












またある時は、ある出版社さんのフレッシャーズ応援ブックの広告イラストの依頼











そして、またある時は、ある出版社さんの図鑑イラストの依頼。











専門性をもちながら、雑誌、教科書、広告、ステーショナリーと、依頼される仕事は幅広い。
だがその実体は!!!




ザッ!ピキーン!ジャーン!★★★











動物から植物、はたまた宇宙に機械、建築、風景をリアルに描く「細密画」さ!





というわけで、昔なつかしアニメのキューティーハニー登場シーン風(←古いねどーも)に年明けに立て続けに3件お仕事の依頼が入ったイラストジャンルは「細密画」でした〜。

昨日、図鑑のお仕事の打ち合わせにある出版社さんのご担当とお話ししてきました。
「いかかです〜?上手い人が揃っていませんか?」と言わんばかりに、「イラストック」に細密画を描ける人のページに付箋を貼っておいたのですが、ご担当者さん、その一人一人のページを見て一言「このイラストレーターさんは動物の骨格をちゃんと意識して描ける人ですか?」。
やはり図鑑となると写真の代わりに掲載するわけですから、目に見えるところはもちろん、見えない部分の緻密さを求められました。一見、リアルに描いた動物でも、骨格を意識しないと肉(毛並み)のたるみやシワ、動物の動きに実際にはない嘘がでてしまうようです。

そういえば、昨夏「イラストック」の売り込み活動で、ある別の出版社さんの児童書籍編集部に伺ったときも、ある動物細密画を見て「ちょっと骨格間違えてますね」と、すっぱり一言。
細密画を極めるなら「骨」が重要です。

次回は1月19日更新予定!