想像力って大事です

artcenter2009-10-21

9月29日の日記でも書いた、ブックフェアで売り込みをした某編集プロダクションさんより、「イラストック」メンバーに仕事の依頼メールが来て小躍りして喜んでいる売り込み隊Iです。当たって砕けろで行ってみるもんですね〜。



さて、19日に児童書・絵本で有名な某F出版者さんへ売り込み&取材に行ってきました。F出版さんではどんなイラストが求められているかは、KFS受講生会員誌・月刊「フェーマス」12月号の連載「クリエイティヴワークの現場」に詳しく書かれると思うので受講生会員の方はそれをじっくり読んでみてください〜。受講生会員でない方は、どんな誌面か想像してお楽しみくださいませ。フフッ。(←イケズな奴)。
F出版の担当の方の話を聞いて、絵本の世界では「想像力」って大事だなと感じました。
例えば、F出版さんのベストセラー絵本、ロシア民話の『おおきな かぶ』は、各場面に添えられた言葉はそれほど多くはありません。短いものは「まごむすめを よんできました。」くらいの文字数です。でもこの一行の言葉でどんな絵本の画面を思いうかべますか?実際の絵本では、文には書かれてないけれど、とてもシンプルな場面設定の中にリアルでちょっとおもしろみを感じる人物描写が入っています。お話しの文章の中で、どれだけの場景を想像し、そこから絵本の絵として何を描かないか…想像力って大事ですね。


<次回予告>
10月24日(土)〜25日(日)はKFSスクーリングスタッフとして長崎・福岡に行ってきます。長崎・福岡の受講生の皆様よろしくお願いします!なんと長崎は高校の修学旅行以来なので20年ぶりです(年齢がバレますね)。ということで、次回は10月26日更新です(宣言)!


<今日の画像>
「芸術の秋」だけあって、10月〜11月にかけていろんなギャラリーで個展やグループ展が開催されます。もちろんKFSの受講生や先生方の展示も盛りだくさんです。気になった作家さんがギャラリーにいれば、制作秘話など聞けるチャンスかも?自己の研鑽のため、ぜひ出かけましょう!と、いうことで今日の画像はいただいた案内状の一部を並べてみました〜。