フェーマス売込み隊が行く!

artcenter2006-07-12

第17回 □月△日 14:00〜 


さて、前回の続きです。

2,3日後、編集の方から連絡があり、執筆者の先生が気に入った方がいるとのこと。仕事に結びつきそうな予感。

ところが、その方は愛知在住の方ですと説明をはじめたとたん、首都圏の人ではないのですか?との言葉が返ってきました。首都圏の人でないとダメなんでしょうか?と逆に尋ねたところ、できれば直接お会いできる人がよいのでとのこと。首都圏で他に誰かいませんかといわれました。一応は探してみますと返事をしておきましたが、フェーマスとしては首都圏だけに限定されるとちょっとつらいところがあります。

ただ、最後に一言。フェーマスは全国各地に絵を描く才能が散らばっているのが特徴ですし、逆に地域を限定するとその分だけ欲している才能を探すのに制限ができてしまうので、できれば全国区で見ていただいたほうが良いですよ、とお話しておきました。今の時代、メールやFAXを利用すれば、遠隔地でもやり取りはいくらでもできますよ、とも伝えておきました。

かわりの方を探しあぐねていたところ、2,3日して、編集の方から連絡があり、先生も気に入っているし、最初の方にお願いしたいと思いますと連絡がありました。先方も首都圏で似た人を探すことがいかに大変か気づいたようです。

今回のポイントは本人がホームページをもっていたこと、メールやFAXでやり取りができる環境にあったこと、それと地域を首都圏に限定しないように促したことなどがあげられます。

どの地域でも、メールなどの環境が整っていること(ホームページがあれば文句なしにそうした環境があることが相手にわかります)をクライアントにわかってもらうことで、地域的な格差を感じさせないことは可能です。あとは話の運び方も仕事を獲得するための一つの大きな要素となると思います。

もちろん、良いイラストを描くことが大前提ですが、今回の話を参考にしてもらえればと思います。

まだまだ、ブログイラスト大募集!!


イラストレーション:しれん