絵本グランプリを狙え!


先日、12月12日(土)に東京(渋谷)でスクーリングが行われました。
絵本作家として活躍しているKFSインストラクター・美濃岡亮介先生による講座の内容は<絵本づくり・はじめてのステップ>。美濃岡先生お手製の絵本づくりの工作テキスト(?)をもとに、折り紙や画材を使って、2画面の絵本づくりをするというもの。
会場には、第1回KFS創作絵本グランプリ受賞者で2007年に絵本「入場料はどんぐり5つ」を出版した村山寿美枝さん、第3回受賞者で先日「ふわふわ ふわりの 贈りもの」を出版したおおくまりさこさんがスクーリングに参加していたこともあって、スクーリングの終りに、お二人と、絵本編集を担当した売り込み隊のワタクシをまじえてグランプリ受賞時の作品制作話をさせていただきました。
そこで話題に出たお話をまとめてみると…。



「第4回創作絵本グランプリ」入賞をめざせ!(とにかく、ここだけは気をつけよう編)

<基本編 1>作品は締め切りまでに出す。
ちなみに搬入期間は2010年1月7日(木)〜2月5日(金)必着です。くどいようですが必着です!消印有効ではありません。逆算すると2月1〜2日までには作品を仕上げて、宅配便で出さないと間に合いません。


<基本編 2>規定サイズを間違えないこと。
応募要項をよ〜く見て、紙のサイズや作品を描く位置など間違えないようにしましょう! 


<基本編 3>あらすじはお話の最後(結末)まで書く。
過去の応募作のあらすじ原稿の中には、結末を「さて、この後主人公の○○ちゃんはどうなったでしょう…?」「○○ちゃんが見たのは…」といった、お話しの最後まで書かないものがあります。あらすじは、子どもが読む絵本のわかちがきのように「(例)むかし むかし あるところに おじいさんと おばあさんが いました。」書かなくても大丈夫です。物語のあらすじが伝わるように、わかりやすい言葉で書いてください。


<グランプリ受賞者体験談まとめ編>
その1 応募する4画面はお話し全体の中で、とりあえず好きな場面(描きたい場面)を選んでみる。
その2 選んだ画面の中で、起承転結を意識しつつさらに構図や画面の色味が同じにならない4画面に絞る(4画面がメリハリのあるように)。


簡単にまとめてしまいましたが、ポイントはこんな感じです。
実際、第3回創作絵本グランプリの上位入賞作品を見ると、各画面の構図を変えたり、場面ごと色を変えたり、4画面中1画面を見ごたえのあるダイナミックなシーンにしたり、主人公のポーズや表情が同じようにならないようにしたり、細かい工夫をしていることがわかります。
いよいよ来月から搬入開始です。そろそろ作品を描く前に、前回受賞作品をチェックしてみると、見習うことがいろいろありますよ〜。
というわけで、今日の画像は熱気あふれるスクーリングの様子をご紹介!



そして年末といえば、ジャンボ宝くじはもちろん、この番組も恒例ですよね。


祝!第51回 輝く!日本レコード大賞企画賞

今年、「イラストック」メンバーの茂木沙苗さんがイラストを担当したCD
「<三木たかし追悼盤>ル・クラシック〜時の流れに身をまかせ〜」(キングレコード
日本レコード大賞企画賞を受賞しました!!!今回のイラストのお仕事の依頼は「イラストック」からです〜!!!おめでとうございます!!!番組の中の受賞紹介でジャケットが映るかもしれません、番組をご覧になる方はぜひチェックを!



放送日:TBS系 12月30日(水)18:30〜
http://www.tbs.co.jp/recordaward/



次回は12月24日(木)更新予定!