思い切ってゴー!

更新が大幅に遅れてしまいました。9月から11月の間、例年KFSアートセンターは大忙しで、KFSアートコンテストやコミックイラストグランプリの搬入などなどに加え、スクーリングもあり、たくさんのイベントがあります。もちろん、その間にもクライアント様から「イラストックを見て・・・」とのイラストレーターへのお仕事依頼もあり、テンテコマイでございます。

クライアント様からのお仕事依頼についてはあまり詳しくはお話できないのですが、守秘義務みたいなものが暗黙の了解でありますので、しかし講談社様からは以前にもましてお仕事依頼をいただく機会も増え、イラストック掲載をきっかけにお仕事につながる新人さんも何人か出てきています。お得意様からのお仕事依頼をいただくたびに、ああ、お得意様を大事にするってのはやっぱ大事だなあと思います。

イラストレーターも同じで、お得意様をつくることは定期的なお仕事になるという意味で、ベースになる売上(お仕事の報酬)を確保できます。お得意様が多ければ多いほど、ベースの売上が増え、途切れなくお仕事がある状態になります。お得意様をつくることは、イラストレーターとして生計を立てるうえで非常に大切です。とはいえ、これは売り込みなどをして、結果としてイラストレーターとしてお仕事をしたあとのお話です。

イラストレーターになりたいと思う方は、機会を伺って待っているより、まずは売り込み・持ち込みをして編集の方やデザイナーさん、ディレクターさんに見ていただいたほうがよいと思います。待っていても来ないものは来ない、と思ったほうがよいです。何事も自分でやってみる、失敗なんて当たり前です。前にも、イラストレーターは社会人たるべしとか書いた覚えがありますが、かくいう筆者も社会人1年生のころ(フェーマスではありませんでしたが)なんて失敗の連続でした・・・

例えば、自分より先輩の方に「ご苦労様でした」と言ってみたりして、ひどく怒られた覚えがあります。正解は「お疲れ様でした」です。日本語って難しいですね。しかし、これが心遣いといいますか、ルールというものです。筆者はそれ以来、「ご苦労様」という単語は誰に対しても使わないようにしています(笑)読者の方には「うわ、こんなの面倒」とか思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、これは慣れてくると案外なんともないなと思うようになります。

たとえ、はじめてで失敗したって、相手に礼を尽くす態度(といえばおおげさですが)であれば、きっと許してくれます。相手は社会人の先輩なわけですから。思い切ってゴー!ですよ。